3377 バイク王 3Q後取材 20231113

2023/12/02

2023/12/14

KS

さん

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株探 バフェット・コード

スピーカー: IR
P/E –x P/B 1.38x (現在)

Q.3Qの業績はどうだったか?

A.計画を下回る結果であり、仕入の減少と広告費の効果が薄かったことが業績不振の主な要因と考えている。しかしながら、リテールは堅調に推移しているので仕入さえできれば回復できると見ている。

仕入の適正化ができず、原価も上がった結果、在庫切れが生じてしまっていた。
また、広告宣伝費を増加させたが問合せ増加に広告が直結しなかった。決して仕入が競合他社に取られているわけではないが、来期に向けて効果の高い広告方法を検討する必要がある。

Q.バイクの売却希望者が減っているということか?

A.バイクの売却を訴求する広告を行ったが問合せが増えなかった要因はまだ見えていない。

Q.4Qはどういう施策を予定しているか?

A.レスポンス広告の効果次第で広告を継続するのか、広告費を抑えて他でリカバリーするかが変わってくる。

Q.粗利率は平準化している?

A.今期1Qを底として、概ね戻ってきているので現在の水準の維持または更なる改善を目指している。

Q.ホールセールの車輛売上単価が上期と比べると大きく落ちているが、どう見ているか?

A.3Q単体ではなくミックスの構成であり、現在仕入が厳しい中で高市場価値車輛が仕入れられていないため、原付の比率が上がっているので単価が落ちている状態であり、値崩れが大きく発生したわけではない。

Q.御社はオプションによる売上はあまり多くない認識でいいか?

A.その認識で合っている。いわゆるカスタムやパーツ、整備の売上はそんなに多くなく、基本的には車両の粗利がメインである。

Q.去年から店舗数が増えている中で、在庫が増えていないと思うが、どう考えているか?

A.在庫を台数で考えるか金額で考えるかによるが、金額ベースで考えると現在の基準ぐらいが適正ぐらいにはなる。
一方、台数ベースで考えるともう少し在庫はあってもいいと考えている。現在の市場は、質はいいが台数を多く仕入れられない状況である。

Q.Web上での広告はどのような内容か?

A写真査定に関する内容がメインである。数年前から写真査定はあるが、広告により認知度が上がってきている。利用者も増えてきており、伸び率はかなり高いが、全体の数量から考えると割合はそんなに多くない。

Q.来期は中計に沿った取り組みに戻していくのか、課題の先行きが見えないままであれば中計の修正も考えているのか?

A.現在の中計から大きく修正する必要はないと考えているが、定量的な数字は達成が厳しくなってくると考えている。現在のバイクの需給が悪化しているわけではないので、リテールをさらに伸ばしていくために戦略的には出店していきたい方針は変わらない。課題は仕入がどれだけ増やすことができるかである。
新規出店に伴う現場の負荷についてはここ2、3年で出店ペースを加速させているので、既存店から新店へ人を集中させて、新規採用でリソースを増やしているが、社歴の浅い社員が増えて、店舗の人材の戦力が少し落ちてしまった部分があるかもしれないというところは反省点である。
そのため、来期はもう少し人材の採用状況と出店のバランスを考えながら進めていきたいと思っている。

Q.前期よりも約5億円下期は費用が増えており、修正予想では1.8億の赤字になるが、来期はどう見ているか?

A.来期の計画はまだ策定中だが、今回の費用増加は広告費と新規出店によるものであり、来期の出店数は今期と同程度であるが、広告費については費用対効果を考えると仕入の好転には繋がっていない状況であるため、前期並みに広告費を落とすことも検討している。

Q.バイクに出費を回す人が少なくなっている可能性があるなど、業績への景気の影響はどう考えているか?

A.個人的には物価高の影響で出費が激しくなり、娯楽のバイクは売却する人が多いと考えているが、現状ではそうなっていない。

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