三井住友DSAM アクティブ元年・日本株ファンド 8月月報アップデート

2024/09/24

2024/09/24

Disclaimer:
本記事は、記事タイトルのファンドについて、月報の情報と相場の動きからIR Agentsが可能な限りの分析を行った考察であり、当該ファンドが実際にどう動いたかを保証するものではありません。掲載企業の株式 (有価証券) についての投資判断あるいは有価証券の価格やリターンに対する動向に関する助言を行うものではなく、投資勧誘を意図するものでもありません。投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。

三井住友DSAMの運用するアクティブ元年の8月の基準価額騰落率は△1.1%でした。 
それに対して、日経平均は△1.2%、TOPIXは△2.9%、グロース250は3.2%でした。 

純資産は7月から0.5%となりました。 
基準価額騰落率を踏まえて考えると、AUMの流入があったと思われます。 

業種別保有比率に変動がありました。 
建設業の保有比率がPF内で上がりました。 
輸送用機器が新たに追加されました。 
小売業が上位から外れました。 

テクノクオーツ、日本トムソン、富士紡ホールディングス、ヒビノ、ウエストホールディングス、アイビスについて、組入上位銘柄の変動がありました。 

市場見通しに関して、ボラティリティが増加する局面はあるものの国内企業業績の改善は続く見通しとなっています。 

機械の保有比率はPF内5位で変わりませんでしたが業種指数の変動以上に大きく上昇しました。 

卸売業の保有比率はPF内6位で変わりませんでしたが業種指数の変動以上に大きく上昇しました。 

建設業の保有比率がPF内9位からPF内8位に上がり、業種指数の変動以上に大きく下落しました。 

輸送用機器が新たにPF9位に追加されました。 

小売業がPFから除外されました。 

先月の保有1位のテクノクオーツは、今月の保有上位10銘柄には入っていませんでした。評価額減ではなく、売却があったと思われます。 

先月の保有9位の日本トムソンは、今月の保有上位10銘柄には入っていませんでした。値下がりにより相対的に株価が下落した結果だと思われます。 

先月の保有10位の富士紡ホールディングスは、今月の保有上位10銘柄には入っていませんでした。値下がりにより相対的に株価が下落した結果だと思われます。 

今月の保有上位10銘柄には新しくヒビノが入りました。買い増しもしくは相対的に株価が上昇した結果上位に入ったと思われます。 

先月の保有内2位のヨシムラ・フード・ホールディングスは今月は5位でした。騰落率と保有額からの推計によると売却があったと思われます。 

今月の保有上位10銘柄には新しくウエストホールディングスが入りました。買い増しもしくは相対的に株価が上昇した結果上位に入ったと思われます。 

今月の保有上位10銘柄には新しくアイビスが入りました。買い増しもしくは相対的に株価が上昇した結果上位に入ったと思われます。 

前回レポート: 

◎市場見通し 

世界景気は総じて底堅く推移すると想定しており、国内企業の業績改善は続くと考えられます。今後は、国内企業の決算発表を消化し、業績の上振れや持続的な改善を織り込む展開を予想します。また、今年度も日本企業による高水準の自社株買いが続いていることから、良好な株式需給が続きそうです。加えて、こうした資本効率を重視する日本企業の変化を評価する海外投資家の投資資金流入が期待されることも、中期的に日本株を支えると考えます。ただし、短期的には、為替相場や国際政治情勢の先行きを巡る思惑が交錯し、値動きが荒くなる場面もあると想定します。 

今回レポート: 

◎市場見通し 

米景気後退懸念の高まり、急速な米ドル安・円高の進行により、8月は市場に大きな動揺が走りました。しかし、先行きは米国中心に世界景気は総じて底堅く推移すると考えられ、国内企業の業績改善は続くとみています。 

このような中、株式市場は当面、米国をはじめ世界景気の動向や、日米金融政策および為替市場の先行きを見極めようとする見方から、レンジの動きになると予想します。ただし目先は、内外経済指標や日米金融当局の発言などを受けて、為替相場の先行きを巡る思惑が交錯するなどして、株式市場の値動きが荒くなる場面もあると想定します。 

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