三井住友DSAM ニッポン中小型株ファンド11月月報アップデート 

2024/12/25

2024/12/25

Disclaimer:
本記事は、記事タイトルのファンドについて、月報の情報と相場の動きからIR Agentsが可能な限りの分析を行った考察であり、当該ファンドが実際にどう動いたかを保証するものではありません。掲載企業の株式 (有価証券) についての投資判断あるいは有価証券の価格やリターンに対する動向に関する助言を行うものではなく、投資勧誘を意図するものでもありません。投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。

三井住友DSAMの運用するニッポン中小型株ファンドの11月の基準価額騰落率は0.5%でした。それに対して、日経平均は△2.2%、TOPIXは△0.5%、グロース250は2.2%でした。 

純資産は10月から△5.9%となりました。基準価額騰落率を踏まえて考えると、AUMの流出があったと思われます。 

業種別保有比率に変動がありました。 
ガラス・土石製品、電気機器、化学、輸送用機器の保有比率がPF内で上がりました。 
機械の保有比率がPF内で下がりました。 
その他金融業が新たに追加されました。 
金属製品が上位から外れました。 

横河ブリッジホールディングス、東光高岳について、組入上位銘柄の変動がありました。 

ファンドマネージャーコメントに関して、方針に変更はありませんでした。 

小売業の保有比率はPF内2位で変わりませんでしたが業種指数の変動以上に大きく下落しました。 

サービス業の保有比率はPF内3位で変わりませんでしたが業種指数の変動以上に大きく下落しました。 

卸売業の保有比率はPF内4位で変わりませんでしたが業種指数の変動以上に大きく下落しました。 

ガラス・土石製品の保有比率がPF内6位からPF内5位に上がりました。 

電気機器の保有比率がPF内7位からPF内6位に上がり、業種指数の変動以上に大きく下落しました。 

化学の保有比率がPF内8位からPF内7位に上がりました。 

機械の保有比率がPF内5位からPF内8位に下がり、業種指数の変動以上に大きく下落しました。 

輸送用機器の保有比率がPF内10位からPF内9位に上がり、業種指数の変動以上に大きく上昇しました。 

その他金融業が新たにPF10位に追加されました。 

金属製品がPFから除外されました。 
 

先月の保有9位の横河ブリッジホールディングスは、今月の保有上位10銘柄には入っていませんでした。評価額減ではなく、売却があったと思われます。 

先月の保有内1位のニチアスは今月も1位でしたが、騰落率と保有額からの推計によると売却があったと思われます。 

今月の保有上位10銘柄には新しく東光高岳が入りました。買い増しもしくは相対的に株価が上昇した結果上位に入ったと思われます。 

先月の保有内6位のやまびこは今月は8位でした。騰落率と保有額からの推計によると売却があったと思われます。 

先月の保有内7位のOBARA GROUPは今月は10位でした。騰落率と保有額からの推計によると売却があったと思われます。 

前回レポート: 

◎ファンドマネージャーコメント 

10月の株式市場は、急激な円安進⾏の中、時価総額が大きいほどパフォーマンスの高い相場となりました。従って、中小型株市場全体の上昇率は、大型株を下回りました。当ファンドは中小型株の中でも特に企業規模が小さい銘柄の組入比率が高いため、基準価額は市場全体と逆に下落しました。 

ここ数年、中小型割安株は他属性の銘柄に比べ割り負けることが多く、相対的な割安感は拡大傾向にあります。今後、市場が落ち着きを取り戻せば、他属性に比べより大幅な上昇が期待できると考えています。当ファンドでは、今後も割安株投資を徹底します。 

今回レポート: 

◎ファンドマネージャーコメント 

11月の株式市場は、米国大統領選におけるトランプ氏の勝利を受けて、米国独り勝ちの状況となりました。日本株に関しては、貿易摩擦激化に対する懸念などが頭を抑え、小幅に下落しました。ただし小型株に限ると、内需関連銘柄の比率が高く貿易摩擦の影響が相対的に小さいため、小幅に上昇しました。 
当ファンドも中小型株市場全体と同様に上昇しました。 

ここ数年、中小型割安株は他属性の銘柄に比べ割り負けることが多く、相対的な割安感は拡大傾向にあります。今後、市場が落ち着きを取り戻せば、他属性に比べより大幅な上昇が期待できると考えています。当ファンドでは、今後も割安株投資を徹底します。 

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