3377 バイク王 4Q後取材 20250117
2025/01/30
2025/01/30
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Q.4Qの業績をどのように評価しているか?
A.概ね順調であり、仕入台数の水準も想定内であるが課題ではあるとは認識している。なお、広告費は前四半期比で増加したが想定内であり、前年同期比では減少している。
Q.4Qの棚卸資産が3Qから約6億円増加している理由は何か?
A.現在の店舗数と今後のリテール強化を考慮して、在庫を確保したからである。なお、これにより4Qの売上高は前年同期比で減少しているが、販売単価の高い他の四半期に販売を強化する予定である。
Q.2024年11月期の広告費は当初の想定を下回っているという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。なお、ここ数年は広告の費用対効果が低いため、2025年11月期も利益を考慮しながら広告費を抑制する予定であり、収益構造の確立を進めていく。
Q. 2024年11月期の広告費抑制による出張仕入の減少は想定内であるという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。
Q.店頭仕入とオークション仕入の利点は何か?
A.良質な車輌が仕入れやすい点であり、リテール販売において販売しやすい。
Q.2025年11月期の人件費や管理費は2024年11月期から増加する想定であるという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、2025年11月期の業績予想は適正水準と考えている。業績予想については保守的な予想ではないが、1Qは前年同期比で赤字が縮小する想定である。
Q.前年同期比のオークション仕入増加率が四半期ごとに大きく変動する理由は何か?
A.オークション仕入ではリテール販売用に仕入車輌を厳選している上、オークションに出品される車輌の量も四半期ごとで変動するからである。
Q.2025年11月期の仕入台数は2024年11月期とほぼ同水準になるという想定で良いか?
A.その認識で問題なく、リテール販売台数比率も微増に留まる見込みである。
Q.2025年11月期は主に販売台数の増加によって前期比で増収する想定であるという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。なお、リテールの売上高比率は上昇する見込みであるが、リテールにおける販売単価減少の可能性も業績予想に織り込んでいる。
Q.2025年11月期では新規出店によりリテールの販売単価が減少する可能性があるという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。なお、2025年11月期は5店舗の出店を予定しているが、出店時期は下期に偏重する想定である。
Q.今後のオートオークション市場の見通しはどのようか?
A.円安等の為替影響により海外バイヤーの買付は活発であるため、市場は底堅く推移すると予想している。
Q.新たにCEOに就任された澤氏は以前からバイク事業全体を統括していたという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、創業時から各部署を経験してきている。なお、澤は現在もバイクを利用しているため、顧客に寄り添った経営を実現できると考えている。
Q.決算説明資料において、定量的な数値としてROEのみを公表した理由は何か?
A.ベインキャピタルがレッドバロンプロパティーズを買収しているため今後の動向を注視しており、社内の情報開示を最低限にする必要があると考えたからである。なお、社内では明確な目標数値が存在している。
Q.創業者である石川氏と加藤氏は澤氏をサポートする立場であるという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、意思決定は澤が行っていく予定であるが、最終的な責任者は石川である。
Q.大谷氏はCFOに就任される以前は業務執行に関与していなかったという認識で良いか?
A.当社の業務執行についてはその認識で問題ないが、子会社経営等の様々な業務を行ってきた経験がある。
Q.小宮氏は主に得意分野の人事系の業務を担当するという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。
Q.チーフオフィサー制度の導入による新体制への移行は順調であるという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。
Q.決算に対する投資家からの反応はどのようか?
A.今期の決算は普段と比べて開示情報が少ないという指摘が多いが、上述のベインキャピタルの動向を踏まえた結果であるという説明をして納得していただいている。
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