7060 ギークス 3Q後取材 20250228
2025/03/19
2025/03/19
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※こちらの取材ノートは 企業様検閲済み となっております。
スピーカー: IR
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Q.国内IT人材の需給環境はどのよになっているか?
A.依然として需要は旺盛である。なお、前期まで増やしていた業務系案件の多くは、年度が替わるタイミングで予算が組み直され契約終了となったため、上期の稼働人月数は弱含んで推移したが、3Qの稼働人月数は好調であった。
Q.上述の季節性を踏まえると、来期1Qは今期4Qと比べて、国内IT人材の稼働人月数が低下する可能性があるという認識で良いか?
A.その認識で問題ないが、今期1Qほど低下するとは考えていない。
Q.国内IT人材において、地方案件の割合が上昇すると受注単価は低下する可能性があるという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。
Q.3QのITフリーランス新規登録者数は、季節性により前四半期比で減少したという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。
Q.来期に大型のブランディング広告を実施する予定はないという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、利益率を考慮した上で広告宣伝費を投下する予定である。
Q.AI系開発案件は増加しているという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、案件に対応可能なエンジニアの獲得を進めている。
Q.海外IT人材の状況はどのようか?
A.2024年4月に子会社のLaunch社のCEOが交代し、営業体制等の再構築が進んでいるが、それに伴う費用が発生したため、大幅なコスト削減は実現していない。一方で、オーストラリアでは金利が引き下げられ人材需要に回復の兆しがあり、IT人材派遣・紹介の利益水準は今年中に改善する見込みである。
Q.海外IT人材の業績は市場環境の影響を強く受けるという認識で良いか?
A.その認識で問題ないが、現在は黒字化に向けてコスト削減にも取り組んでいる。
Q. 海外IT人材の業績に季節性はないという認識で良いか?
A.基本的にその認識で問題ない。
Q.3QのSeed Techの売上高が前四半期比で減少した理由は何か?
A.新規プロジェクト受注の期ズレが発生したからである。
Q.国内IT人材のテイクレートは3Qの水準で今後も推移するという認識で良いか?
A.その認識で問題ないが、多少の上昇余地はあると考えている。
Q.4Qの販管費は3Qから増加する想定であるという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、M&A関連費用が一時的に増加する見込みである。
Q.アライヴを買収した理由は何か?
A.第一に、アライヴの顧客である優良なエンタープライズ企業から受注する案件を深耕することで、アップセル・クロスセルが見込めるからである。第二に、正社員のエンジニアを獲得することで、ITフリーランスでは獲得できない案件を受注し、案件種類の増加を見込んでいる。
Q.アライヴの買収資金は全額借入で調達したという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、今後のM&Aも基本的には借入による資金調達を行う予定である。
Q.アライヴの黒字化は可能であるという認識で良いか?
A.その認識で問題なく、不採算事業の切り離しや役員報酬の見直しにより、黒字化を実現できると考えている。なお、IT技術者派遣事業単体では買収前から黒字である。
Q.アライヴの業績に季節性はないという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。
Q.今後は国内IT人材において地方展開も強化する予定であるという認識で良いか?
A.その認識で問題ない。なお来期においては、アライヴとのシナジー創出や海外事業の収益化も目標としている。
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