3377 バイク王&カンパニー 2Q後取材 20250709
2025/07/18
2025/07/18
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スピーカー: IR
P/E 11.5x P/B 0.85x (取材記事公開日現在)
Q.上期の業績をどのように評価しているか？
A.全体的に順調であったが、2Qでは広告費の水準に対して仕入台数が低調に推移した。なお、上期で子会社の下期用在庫の一部を既に販売している上、物価高の影響から顧客のバイクに対する購買意欲の見通しが不透明であるため、通期計画は据え置いている。
Q.リテールの販売台数が減少している理由は何か？
A.リテールで販売可能な車輌の確保に苦戦しているからである。なお、直近のリテールの販売台数は回復傾向にある。
Q.リテールで販売可能な車輌の確保に苦戦している理由は何か？
A.第一に広告費を抑制しているため、リテールで販売可能な車輌を保有する顧客からの問い合わせが減少傾向にあるからであり、第二に顧客のバイク保有期間が増加しているため、中古として出回る車輌の質が低下しているからである。なお、現在は加修整備による付加価値の向上や取扱車種の増加を検討している。
Q.店舗開発が遅延している理由は何か？
A.投資額の回収を見込める居抜き物件の確保に苦戦しているからである。
Q.広告費と仕入台数には相関があると考えているという認識で良いか？
A.その認識で問題なく、2Qは仕入強化を目的に広告費を増加した結果、出張仕入の申込数は前年同期比で増加した。なお、下期の広告費は前年同期比で同水準となる想定である。
Q.上期の広告費は当初の計画通りであるという認識で良いか？
A.その認識で問題ない。
Q.2Qの広告費と仕入台数に対する投資家の反応はどのようか？
A.多くの投資家は広告費と仕入台数の水準に対する当社の評価について質問している。なお、仕入台数の水準は改善する必要があると考えている。
Q.四半期ごとの広告費は開示していないという認識で良いか？
A.その認識で問題ないが、販売費の大半は広告費である。
Q.CPRの水準は悪化傾向にあるという認識で良いか？
A.その認識で問題ないが、損益分岐点も考慮して広告費の適正な水準を模索している。
Q.2Qの各仕入チャネルの状況はどのようか？
A. 2Qは前年同期比で広告費が増加した一方で、出張仕入の仕入台数は前年同期比で減少しているため問題視している。店頭仕入の仕入台数はリテールの販売台数の影響も受けており、今後はリテールの販売台数の回復に伴い仕入台数も回復する想定である。また、オークション仕入の仕入台数は今後も市場の影響を受けて推移する想定である。
Q.広告の効果が発現する期間はどれほどか？
A.広告実施後の1~2週間で問い合わせが急増し、その後は問い合わせ数が漸減する。
Q.人件費と管理費に関して、特段注意するべきことはないという認識で良いか？
A.その認識で問題ない。
Q.2Qの従業員数が前年同期比で減少している理由は何か？
A.人員配置の最適化等を行ったからである。なお、現状では人手不足には陥っていないが、採用は計画に対して遅延している。
Q.子会社の下期の業績は上期と比べて低調に推移する可能性があるという認識で良いか？
A.その認識で問題ない。
Q.2Qの商品在庫の水準をどのように評価しているか？
A.下期の販売に備えて高品質の在庫を順調に確保できている。
Q.下期の課題は何か？
A.仕入台数の確保とリテールの販売台数の回復である。
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