428A サイプレス・ホールディングス 3Q後取材 20260730

2026/08/14

2026/08/14

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株探 バフェット・コード

スピーカー: CFO
P/E 34.3x P/B 6.67x (取材記事公開日現在)

Q.2026年8月期3Qの業績をどのように評価しているか

A.売上、利益ともに計画通りに推移しているため、通期予想の達成は比較的堅いと想定している。
既存店の売上は予算段階で前年同期比101%と見ていたところ、客単価の向上を主因に、6月までの累計で102.4%と1.4ポイント上振れている状況である。
また、今期の新規出店は18店舗が確定しており、ほぼ想定通りに進捗している。出店数は期初段階で10店舗の予算だったが、これは当時がIPOのタイミングで、主幹事証券会社からは確定した契約のみで見積もるよう要望を受けたことが影響しており、人材も十分に確保できている。

Q.6月の既存店売上が前年同月比96.7%と落ち込んだ理由は何か?

A.2025年6月は天候が良好で集客が好調だったが、2026年6月は台風が到来したことや、前年同月比で休日が1日少なかったことが影響し、売上が減少した。
なお、2026年7月は100%強で推移している状況であり、2026年6月よりは回復すると認識している。

Q.今期出店予定の18店舗は、2027年8月期の業績に通期で貢献する見通しという認識でよいか?

A.その認識で問題なく、一時費用等もなくなるため、業績にフル寄与する想定である。
なお、2027年8月期も30店舗の出店を予定しており、この出店分は2028年8月期の業績に貢献してくると考えている。

Q.2027年8月期の30店舗の出店予定について、出店一時費用はどの程度かかる見通しか?

A.業態によってばらつきはあるが、平均すると1店舗当たり600万円弱程度であり、30店舗で2億円弱程度の出店一時費用が発生する見通しである。
なお、2027年8月期は上期の出店が多いため、出店分の損益は通期ではマイナスにならず、収支均衡か若干のプラスになると想定している。

Q.出店において中東情勢や建築費の上昇等の影響は出ているか?

A.建築費は上昇しているが、当社の「炭火焼鳥 銀座惣菜店」は15坪程度の狭小店舗であり、その他の業態の半分以下の設備投資で出店が可能であるため、そこでバランスを取っている状況である。

Q.出店による業績の上乗せを考慮すると、2027年8月期は営業利益が10億円程度に到達する可能性があると見ても良いか?

A.その認識で問題なく、売上が20%増加し、営業利益が30%近く増加するという成長スピードを目指していきたい。

Q.3Qに新規出店したロードサイド店について、期待感や業績目標はどのようになっているか?

A.「築地食堂源ちゃん甲府店」は、当社にとって初めてのロードサイド店であり、新たな顧客層の開拓に加え、契約期間の長さに期待している。
商業施設の契約期間は約6年のため、当社は基本的に更新しているものの、契約終了時に退店となるリスクがある。一方、ロードサイド店は10年、20年という長期契約となるため、退店リスクが後退すると期待しており、今後も出店していく方針である。
なお、ロードサイド店の売上や利益の目標は、現在のところ保守的に商業施設と同じ水準に設定している。

Q.新規事業のフランチャイズ事業について、現在の体制や状況はどのようになっているか?

A.資本関係のないKSフロンティアが持っていた「炭火焼鳥 銀座惣菜店」の商標を当社が譲り受け、当社がマスターフランチャイザーとして展開していく形になる。新しくフランチャイズ事業部を設立し、外部から専門の人材を招き入れている。
なお、フランチャイズは規模の大きいフランチャイジー企業と展開していく方針であり、多くの問い合わせを受けている状況である。現在は4社程度と話を進めており、そのうち1社との契約が2026年8月期中に行える可能性がある。

Q.フランチャイズ事業は今後の業績計画に含める方針か?

A. 新規ビジネスで出店ペースが読みづらいため、2027年8月期の予算および中期経営計画にはフランチャイズの収益を含めず、プラスアルファとして見ていく予定である。

Q.フランチャイズ事業の収益はどのように計上される想定か?

A.初期収益として300万円~400万円前後が計上され、その後は毎月ロイヤルティが発生する構図である。
また、食材を当社がフランチャイジーに販売することになるため、そこでも若干の利益が計上される形になる。

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