9348 ispace 2Q後取材 20241220

2025/01/20

2025/01/20

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この取材ノートは投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式 (有価証券) についての投資判断あるいは有価証券の価格やリターンに対する動向に関する助言を行うものではありません。
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株探 バフェット・コード

スピーカー: IR
P/E -x P/B 13.30x (取材記事公開日現在)

Q.通期予想である売上高40億円達成に向けて、2Qまでの進捗はどのようになっているか?

A.2Qまでの累計売上高は約13億円となっており、通期予想である40億円までの差額は約27億円であるが、この差額は主にペイロードサービスによる売上で埋めていく予定である。3Q以降はペイロードサービスのミッション3が組立や試験のフェーズに入るため、パーツの納入に伴う費用が多く発生するが、当社の売上高は原価回収基準によって計上されるため、下期で売上高が大きく伸びる見通しである。
しかしながら、費用を計上するタイミングによっては、今期分の売上高が来期にずれ込んで計上される可能性もある。

Q.ミッション3で過去にスケジュールの遅延が発生していたようだが、現在は全体の開発スケジュールへの影響はない認識で合っているか?

A.その認識で合っている。宇宙開発は元々、数年間を要する長期プロジェクトであるため、パーツの納期が数ヶ月ほど遅延しても、全体の開発スケジュールに大きな影響はない。

Q.ミッションの打上げ時期が変更となる場合、具体的にどのようなことが要因となるのか?

A.内部要因としては当社の開発や輸送スケジュールの遅延、外部要因としては打上業者や相乗り企業のスケジュール遅延と、ハリケーン等の天候によるものが挙げられる。

Q.2Qで売上パイプラインを8,800万ドル積み増したとのことだが、これは最終契約化された場合の契約金額ベースという認識で合っているか?

A.その認識で合っている。

Q.営業状況はどのようになっているか?

A.問い合わせ件数は増加傾向にあり、現在は政府機関だけではなく、民間企業からの問い合わせも来ている。従来はNASAのCLIPS予算によって市場が形成されていたが、現在は各国の補助金による影響で様々な民間企業が宇宙開発市場へ参入できるようになったため、市場の活況化を感じている。
しかしながら、宇宙開発事業は未だ研究開発段階であるため、顧客側のペイロードの開発進捗にも左右されることから、最終契約化には時間を要している状況である。

Q.グローバル顧客の開拓について、今後はどのような顧客を獲得していくことが重要になるのか?

A.例えば、JBICから発展途上国の宇宙機関に融資を実施し、その資金で当社の宇宙サービスを購入してもらうという構想を検討しているため、政府の宇宙機関と協力関係を築くことが重要であると考えている。この構想の一環として、現在は台湾やタイ等の東アジア、東南アジアのグローバル顧客の開拓を進めている。

Q.今期のグローバル顧客の開拓状況を見ると、国際宇宙会議等のイベントで契約しているようだが、案件開拓の進捗はイベントの有無に影響されるのか?

A.各顧客とは通年で協議しているため、イベントの有無は案件開拓の進捗に影響しない。

Q.ミッション2のマイルストーンに関して、Success5で月フライバイを完了させるという目標を掲げているが、これはミッション1では実施していない認識で合っているか?

A.その認識で合っている。ミッション2では、当社のランダーは打ち上げロケットに相乗りするFireflyの軌道とは異なるため、分離後の軌道調整のために月フライバイが必要となる。

Q.相乗りによって打上時のリスクは増えるのではないかと思うが、専有での打上げと比較した場合のメリットは何か?

A.専有で打ち上げる場合は外部起因によるリスクは無くなるが、相乗りの場合は打上コストを大きく削減することができることがメリットである。

Q.貴社開示によるとミッション1の打ち上げがあった2022年10-12月では70億円程費用が出ているが、ミッション2の打上費用はこの金額より少なくなる見込みか?

A.その認識で合っている。

Q.ミッション2の打上費用は何月に計上されるのか?

A.1月に打ち上げることができた場合は1月に一括計上される予定である。

Q.2024年12月20日に21億円の保険を締結するとのことだが、これはどのようにPLに計上されるのか?

A.この保険は、打上げ~高度100kmの月周回軌道上までの軌道制御確認完了までを保証しており、この保険責任期間内に事故が発生した場合、当社が21億円を受け取ることができるという内容になっている。本契約のキャッシュアウトのタイミングは契約締結時であるが、PLには保険契約期間に応じて按分して計上する仕組みとなっている。

Q.現状のバランスシートをどのように評価しているか?

A.今期のバランスシートの状況は問題ないと考えているが、中期的に見た場合、事業進捗に合わせてバランスシートの調整が必要であると考えている。当社はエクイティ・ファイナンスによってネットアセットの確保をしているため、PL上は大きな損失計上となってしまうが、事業が商業化に至るまではファイナンスで支えていく必要がある。

Q.資金調達はどのようなタイミングで実施しているのか?

A.ミッションごとに必要な費用が明確なため、キャッシュインとキャッシュアウトの差額を資金調達で補うようにしている。しかしながら、宇宙業界自体が成長途中であるため、不定期な投資チャンスが発生した場合のために、ある程度の追加投資資金も必要になると考えており、その場合は、財務バランスを見ながらデット・ファイナンスとエクイティ・ファイナンスを実施する予定である。

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