428A サイプレス・ホールディングス 1Q後取材 20260213

2026/02/24

2026/02/24

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この取材ノートは投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式 (有価証券) についての投資判断あるいは有価証券の価格やリターンに対する動向に関する助言を行うものではありません。
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株探 バフェット・コード

スピーカー: IR
P/E 20.3x P/B 4.30x (取材記事公開日現在)

Q. 1Qの業績進捗と計画対比についての評価はどのようになっているか?

A. 当社の事業は季節性があり、例年1Qは進捗率が25%を下回るが、当四半期は計画を上振れする形で着地できており、順調だったと評価している。

Q. 1Qの業績が計画を上振れた要因は、価格改定によるものか?

A. 価格改定は1Q後半の11月1日から実施しているため1Qの業績への寄与は限定的である。主な上振れ要因は、9月にオープンしたイオンモール須坂店内の3店舗(「築地食堂 源ちゃん」、「銀座惣菜店」、「伊吹や製麺」)が予想以上に好調だったことであり、平均的な店舗面積ながら、計画の3倍近い売上となった。これはリピーター獲得のために新設した「営業推進部」がホスピタリティに注力して取り組んだ成果だと考えている。
例えば「銀座惣菜店」須坂店の場合、通常はオープン景気が落ち着く2〜3ヶ月後から売上が減少するが、同店はオープン3か月後の12月度の売上が24百万円となった。平均的な10百万円弱を大きく上回っており、オープン後も売上が落ちることなく推移している。

Q. 営業推進部による具体的な取り組み内容はどのようなものか?

A. 接客面でのホスピタリティ向上に取り組んでおり、接客レベルの底上げまで推進している。須坂店に関しては専任の担当者が入り込み、OJTのような形式で指導を行った。オープンから期間が空いても好調なのは、この取り組みがリピーター獲得につながっているためだと理解している。
今後はこの取り組みを強化し、新店だけでなく既存店においても「ホスピタリティリーダー」という役職を設け、各店での活動を推進していく方針である。

Q. 営業推進部によるリピーターの獲得は客数にどれくらい影響するか?

A.既存店への取り組みは開始して間もなく、データがない。

Q. 営業推進部の取り組みによる業績への貢献については今後開示していくのか?

A. 今後の開示方針については現在検討中である。

Q. イオンモール須坂店内の店舗は2Q以降も好調に売上が推移すると考えてよいか?

A. その認識で問題ない。

Q. イオンモール須坂店以外の新店にも営業推進部は参画する予定か?

A. 基本的に新店は営業推進部が参画していく。1月にオープンしたイオンモール苫小牧店についても同様の展開を行っており、既存店と比較して非常に良い売上状況であるため、今後も同様のパターンで展開していく方針である。

Q. 今後の出店計画はどのような見通しか?

A. 当初は10店舗の出店を計画していたが、現時点で16店舗が確定している。今後は出店計画を20店舗へ引き上げ、残り期間で積み上げていく方針である。

Q. 金利上昇等の資金調達環境の変化による出店への影響はあるか?

A.金利については、上場による信用向上などでスプレッドが縮小しており、トータルの金利コストは前期と比較して低下している状況であるため、資金調達自体に支障はないと認識している。

Q. 資金調達は変動金利による借入を行っているのか?

A. その認識で問題ない。

Q. 出店用地の獲得競争において、金利上昇による競合の減少など有利な状況はあるか?

A. 商業施設からの引き合いは多い状況に変わりはなく、当社の水準に見合う条件を選択できている。特に、イオンモール須坂店やイオンモール苫小牧店での好調はイオンモールや他デベロッパーにも共有されると考えられ、今後も強い引き合いが続くと考えている。

Q.計画に対し出店が上振れている理由はデベロッパーからの引き合いが強いためか?

A. 当期の計画はIPOのタイミングもあり、保守的に2025年7月に作成した時点で確定していた10店舗の出店のみ織り込んだ。現時点では16店舗確定しているが、当期20店舗を目指し出店を進める方針である。さらに、プラスアルファとしてフランチャイズやロードサイドといった新たなチャネルの展開も上乗せしていきたいと考えている。

Q. 人材の採用状況はどのようになっているか?

A. 出店自体が最大の採用機会となっており、例えば、イオンモール苫小牧店では30名程度の採用に成功している。イオンモール苫小牧店で採用したスタッフは、五所川原等の比較的近隣の店舗へ配置することも可能になっており、逆説的だが出店が人材確保につながっている。

Q. 人材確保の好調は待遇の良さが影響しているか?

A.当社の待遇は条件がよいと認識しており、給与と賞与に加えインセンティブ給を導入している。インセンティブ給は毎月の売上・FLコスト(=食材費+人件費)・利益の予算に対する達成度に応じて支給する仕組みである。
また、店舗責任者には職人であっても、損益計算の教育を行っており、利益を出すという事業主としてのやりがいを持たせる仕組みをとっている。このような金銭面ややりがいの好条件が他社と比較し採用力の強みにつながっていると考えている。

Q. 足元は好調に見えるが、今後の見通しで注意点はあるか?

A.出店計画の上振れの結果、上方修正を期待する声もあるかと思われるが、下期の出店が多く、出店が年度末に近づくほど、期中の売上に対する出店一時コストの割合が大きくなる。そのため、2026年8月期の業績は据え置いており、むしろ、2027年8月期の業績に大きく寄与すると考えている。

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