2334 イオレ 4Q後取材 20240626

2024/07/10

2024/07/10

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株探 バフェット・コード

スピーカー: CEO
P/E 29.9x P/B 2.09x (取材記事公開日現在)

Q. 前期の業績はどう評価しているか?

A.新規事業とコミュニケーションデータ事業は共に上振れて着地を果たしたが、HRデータ事業については、求人検索エンジン案件で大口顧客の予算縮小が発生した影響を受けて業績予想を下方修正した。HRデータ事業は求人代理運用の売上が大きく、当社の求人代理運用事業は継続率も非常に高いことが特徴であるため、業績が予想から大幅に変動することはイレギュラーなケースだが、今回は大口顧客一社が売上に占める割合が非常に高く、依存度が高かったため、影響が大きくなってしまった。

Q.求人検索エンジン案件で大口顧客が予算縮小をすることに至った背景は何か?

A.求人検索エンジン案件では、顧客から予算を預かり、予算を活用して運用するビジネスモデルとなっており、既定の応募数を確保できた場合は翌月に予算を持ち越すようになっている。当初、顧客は4Qまでに全ての予算を使い切る意向であったが、その余剰分を使わないことになったため予算縮小となった。

Q.今回の顧客の予算縮小を受けて今後の契約内容の変更などは検討しているか?

A.弊社としても契約内容を再検討したいと考えているが、顧客と合意の上で決定していることなので、すぐに契約内容の変更をするのは容易ではない認識である。

Q.今期の業績予想で求人検索エンジン案件は前年比で売上6%増を見込んでいるようだが、想定より少ない印象を受ける。6%とした背景は何か?

A.前提として求人検索エンジン案件は大口顧客を獲得できた際に大きく売上が変動する。前期までは大口顧客の影響が非常に大きかったが、大口顧客との取引においては今回のように想定の売上から乖離する可能性もあり、それを想定した業績予想を組むことには相応のリスクがあると考えている。また、新規の大口顧客を獲得することも容易ではないことを踏まえて6%増に留めている。

Q.前期までの大口顧客による売上増加が発生したのはいつ頃か?

A.2023年3月期の4Qと2024年3月期の1Qである。2Q以降は想定よりも効果が上がったことにより、預かっていた予算を使い切らずに成果がでたため、当社売上は想定より減少した。

Q.大口顧客の予算縮小によって求人検索エンジン案件の取扱額が期初予想を下回ったが、今後の回復の目途は立っているか?

A.大口顧客以外の顧客は順調であるため、新規開拓が進めば今後回復していく見込みである。

Q.大口顧客は解約になった訳ではない認識で合っているか?

A.その認識で合っている。大口顧客であったため売上比率が非常に高かったが、現在は予算縮小によって他の顧客と同程度の比率になっている。

Q.昨今では採用市場の激化により、各社で採用に予算を多く割くようになってきている印象であるが、御社への恩恵などはあったか?

A.問合せは従来と比較してかなり増えてきている。

Q.前期では大型案件へ割いていたリソースを消化しきれなかったことも利益減少の一因となったようだが、今期はその分のリソースが稼働できれば利益は回復していく見込みか?

A.その認識で合っている。ただし、弊社として今後は新規事業へ投資をし、HRデータ事業と同規模まで成長させたいと思っている。よって、今期は2024年3月期程度の利益を維持しながら新規事業への投資もしていくため、利益は大幅には伸びないと考えている。

Q.HRアドプラットフォームの掲載数が前年比で減少している要因は何か?

A.掲載数の多い企業の掲載が終了したためである。ただし、収益が入るのは掲載した求人に対して応募が発生した場合であり掲載数と売上は必ずしも連動せず今期の売上は昨年よりも伸びている。求人原稿数も重要な指標の一つではあるため、今後も注視していく。

Q.コミュニケーションデータ事業のpinpointでも大口顧客の終了があった認識で合っているか?

A.その認識で合っている。求人検索エンジン案件より影響額は少ないが、全体の売上比率で見ると比較的大きい規模の売上減少となっている。これは顧客の親会社が変更となったことで、広告代理店を親会社側の代理店へ統一する流れとなったためである。しかしながら、これは前期から予定していたことであるため、2024年3月期の期初業績予想にも織り込み済みであった。

Q.新規事業が前期3Qから4Qにかけて大きく伸びた要因は何か?

A.NFT販売と旅行事業が好調だったためである。前期3Qから旅行事業を開始したが、その後必要な手続等を済ませ、4Qから本格的に稼働できるようになったことが拡大要因となっている。

Q.新規事業の今期業績予想を見ると通期で6.3億円と計画しているが、前期の実績を考慮すると予想が保守的に見受けられるが、この理由は何か?

A.前期の下方修正の反省を踏まえて、大幅な成長を見込まず保守的に設定したためである。

Q.新規事業のWeb3事業は1Qではまだ大きな売上は出ない認識で合っているか?

A.その認識で合っている。Web3事業は企業の決算月に伸びる傾向にあるが、1Qは決算月の企業が少ないため、2Q以降に売上が伸びてくる見通しである。

Q.Web3事業の今期業績は前期並みの計画としているが、この計画は保守的に設定しているのか?

A.その認識で合っており、Web3事業は過去データから分析しても業績予想が難しいため保守的に計画している。しかし、現在は新規の販売代理店の開拓を進めており、リピート顧客も発生し得る状況のため、その積み重ねによって伸びていく可能性はあると考えている。

Q.Web3事業は需要に応じてNFTの販売量を増やすと売上が伸びるのか?

A.その認識の通りであるが、弊社の立ち位置は販売代理店であり、直接顧客に営業しにいくことができないため、顧客獲得方法が課題となる。

Q.休日いぬ部のアップデート等は計画通り進んでいるか?

A.予定通り3月に第一弾アップデートをリリースし、9月頃に第二弾、来年3月までに第三弾のリリースを予定している。

Q.御社のサービスには季節性はあるか?

A.1月から3月にかけては売上が伸びやすい傾向にある。この理由として、人材領域では新卒採用に向けての顧客の予算増加、Web3事業では決算月企業の増加、旅行事業では春休みの旅行シーズン等が売上増加の要因として挙げられる。

Q.HRアドプラットフォームの状況はどうなっているか?

A.6月中旬よりIndeed PLUSとジョブオレが連携開始した。Indeed PLUSは当社のHRアドプラットフォームと同様に、ATS(=採用管理システム)から連携し、求人メディア上に自動で運用型求人情報を掲載するシステムである。これまでHRアドプラットフォームは類似のサービスが無かったため、代理店やクライアントへの説明に時間を要していたという背景がある。
しかし、Indeed PLUSの登場により市場全体に「運用型求人広告プラットフォーム」のシステムが浸透したことで、代理店にも理解してもらいやすくなり、“売りやすくなる環境が整った”と感じている。Indeed PLUSは現状、リクルート系の媒体のみ扱っているが、弊社のHRアドプラットフォームは37以上の求人媒体と連携している。現在は連携開始前と比較して代理店からの問合せが増え、当社にとっては追い風となっている。

Q.Indeed PLUSの評判はどうか?

A.まだリリースされて数ヶ月である上に、そもそも他社のサービスであるため当社からコメントするのは差し控えたい。ただ、 求人情報を掲載すると、連携されているメディアの中から求人の条件に合うメディアに自動で掲載されるため、企業目線では非常に便利なものではないかと考えている。

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