7095 Macbee Planet 3Q後取材 20260331

2026/04/09

2026/04/09

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株探 バフェット・コード

スピーカー: IR
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Q.3Qの業績をどのように評価しているか?

A.売上は想定通りに推移し、営業利益は数千万円規模ではあるが、下方修正後の計画と比較して若干上振れしたため、順調に進捗している状況である。
しかしながら、個別の内容としては当社の想定と異なる部分も一部ある。まず、投資領域については想定以下の伸びとなった。2Qに大きく影響を受けた不正アクセス問題に関しては3Qにはその影響がおおむね解消されたものの、株式市場自体が活況であり、広告に依らない自然流入が多かったため、顧客が広告予算を大きく増やす動きにつながらなかった。ただし、直近の株式市場は中東情勢等により踊り場を迎えており、広告を強化する顧客もいるため、4Qの売上は増加すると考えている。
一方で、当社の想定よりも大きく増加したのがその他の領域である。これは士業の顧客等が予算を増やした影響を受けている。ただし、一過性の取引も含まれているため、この領域の4Qの売上は3Qよりも減少すると考えている。

Q.3Qから4Qにかけては若干の増収であるという認識でいいか?

A.その認識で合っている。4Qについては人材の増加もあり、業績予想に対しておおむね想定通りに進捗すると考えている。ただし、その他の領域は変動が大きい部分もあるため、当社の予想と多少異なる形で着地する可能性はあるが、全体としてはほぼ想定通りに進捗している。

Q.2Qから3Qにかけての新規顧客獲得状況についてどのように評価しているか?

A.3Qまでの累計で月間1,000万円以上の案件を10件獲得できており、前期が通期で5件だったことと比較すると、現時点ですでに倍増となっている。これはタクシー広告等による認知度向上のための施策の結果、ブランド力が向上したことで新規獲得につながったのではないかと考えている。しかしながら、通期計画の21件に対しては遅れをとっており、現状4Qに一気に獲得できる状況でもないため、未達となる見込みである。
この理由として、生成AI関連の広告業界への影響が大きく取り沙汰されていることが挙げられる。既存顧客に短期的な影響があるわけではないが、大きく注目されていることもあり、新たに獲得しようとしていた顧客の中には、生成AIによってどのように広告業界が変わるのかが明確になってから新たな広告施策に切り替えたいという要望があった。そのため、これまでのように手数料型から成果報酬型への切り替えがスムーズに進まないケースが増えている。ただし、業績への影響という点では限定的である。

Q.2027年4月期に向けての事業環境の変化による業績の見通しはどのようになっているか?

A.今期大きく影響した要素として、証券業界における不正アクセス問題の影響、融資・カード業界における媒体費高騰の影響、医療業界の単価見直しの影響の3つがある。まず、証券業界の不正アクセス問題については、前述のとおり、影響はほぼ解消されている。融資・カード業界における媒体費の高騰についても、4Qにはおおむね影響が解消される見込みである。そのため、前者2つに関しては、来期はほぼ影響がないと考えている。一方で、医療業界の広告単価の見直しについては、一時的ではなく、業界環境を見据えて恒常的に見直した状況であるため、来期以降も見直し後の単価で推移すると想定している。これらを踏まえた正式な見通しは通期決算発表のタイミングで開示するが、直近の見通しとしては、売上収益が500億円台後半、営業利益が40億円台前半になると想定している。
ただし、中長期的に生成AIが広告業界に与える影響は無視できないと考えているため、これに対応するために新規投資を行う可能性があり、その場合は利益水準が一段階低下する可能性がある。

Q.ここ2~3年、株価が下落トレンドにあるが、今後どのような方針で株価に対する取り組みを進めていく見込みか?

A.当初発表していた中期経営計画内の数値目標である売上収益700億円、営業利益75億円という水準からはかなり下振れてしまっている状況のため、配当性向20%を目安とする方針を打ち出しているものの、来期の配当については維持できる範囲であれば維持する方向で考えている。しかし、現状の株価を踏まえて株主還元強化の方向に動くというよりは、あくまでも事業成長をしっかり実現した上で、適切な株主還元を行っていくという方針自体は変わっておらず、正式な方針については通期決算発表のタイミングで伝える予定である。

Q.投資家からは直近の業績に対してどのような意見が出ているか?

A.ビジネスそのものは高く評価しており、株価のPERで見ると割安であると考えているものの、今後の見通しが不透明になっているため、なかなか投資しにくい状況であるという声をもらっている。

Q.営業利益が40億円程度出る見込みであるのに対して、時価総額180億円という状況についてどのように考えているか?

A.現在、広告業界全体として、評価されている銘柄が少ない状況であると認識している。生成AIの影響で内製化が進み、今後広告代理店等が必要なくなるのではないかという懸念が業界全体にあると考えている。この懸念に対して明確な回答を出せていない企業が多いため、当社としても今後の方向性をしっかりと出していくことが重要であると考えている。

Q.マネジメントや取締役間での株価に関する議論状況はどのようになっているか?

A.下落トレンドが続いているため、どこかできちんと底打ちさせて上昇トレンドに戻していく必要があるという話をしている。直近は業績の見通しが変動することが多く、今期も期初の業績見通しから段階的に下方修正を行うことになった。当時の状況に対してフラットに説明を出しているつもりではあるが、結果的に会社の説明と大きく乖離する状況が続いている。個別要因での業績の変動が起きる可能性はあるものの、しっかりと方針を定めて進捗を伝えることができれば、中長期的には事業成長につなげていくことは可能であると考えている。そういった取り組みをしっかり行おうという話になっている。

Q.最後に話しておきたいことはあるか?

A.医療業界について補足すると、4Qの売上は3Q比で減少する見通しであるが、その要因は3Qに実施した単価見直しを受けて一部メディアが当該顧客の広告取扱いを劣後したことによるものであり、追加の単価見直しを行ったものではない。

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